ハイブリッドマン・・・立つ!

ウォーターフォールによる開発が一段落しました。
内製とはいえ、相変わらず納期厳守のPJにつき、
やっぱりあちこちでほころびが。

其の一:各工程の開発審査が雑
審査をすべき上司がなかなか時間が取れずに、
審査が伸び伸びに。
これが終わらなきゃ次工程に入れないはずなのに、
便宜上という形で次工程に進んでいた。

其の二:製造・試験工程のレビューが不十分
アジャイルで散々文句を言っていた若造どもが
いざWFで開発して、設計書を見ながら製造しているはずなのに
生産性がちっとも上がらない。
期間ギリギリになって、レビューの依頼をしてくるので、
結局机上チェック・フィードバックの形で済ませる。
レビューアの手間がかかってるっつーの。

其の三:試験の精度が低い
開発規模に対して、試験密度がやや低い。
コピペコピペで作った試験項目なので、
特定の観点について、全モジュールで漏れている模様。
後工程でバグって摘出はできたが・・・

ま、思っていた通り、WFに執拗こだわるやつほど
WFも満足にできないという仮説は正しかったようです。
何でもかんでも手取り足取り教えてもらって
その通りにやれば完璧にできると思い込んでいる
おめでたい輩は最低限の仕事すらできないわけです。
指示したとおりにしか動かないんだったら
SES契約の協力会社に頼むってw


そんなこんなで2ヶ月が過ぎ、
ふたたびアジャイルによる開発が始まろうとしています。
当然XP・スクラムといったピュアアジャイルは無理でしょう。
WF:アジャイル比が7:3あるいは8:2くらいのハイブリッドで
なんとかやっていこうと思います。

アジャイルな開発手法の妥当性・商用開発への適用可否を
見極めようとしているのに、こんなやり方でいいのやら。。。
過去の記憶を思い返しながら、また2ヶ月足らずの短い期間で
開発をしていきます。